グレタ・ヴァン・フリートはなぜ大人の心に響く?

グレタ・ヴァン・フリートは 、2017年にシングル「Highway Tune」でデビューしたアメリカの4人組ロックバンド。 彼らのファン層はとても幅広いのですが、日本では特に中高年の男性ファンが多い。

なぜ大人の心に響くのか? 「Highway Tune」を聴いてみればわかるはず。

繰りかえされるギターリフ、Vo.ジョシュのパワフルなハイトーンボイス。 心に響く琴線に触れる音で、往年のロックファンの心をわしづかみなのです。音だけ聴くと昔のバンドかな?と感じるなつかしさもあり、でも新しい。

グレタ・ヴァン・フリートは、自分達が聴いてきた音を取り入れ、そこに自分たちの音を刻み込み、なつかしさだけでなくきちんと今の時代の音を鳴らしている。 往年のロックを聴いてきた大人世代にとっては、ロックを継承するバンドの登場に熱狂せずにはいられないと思うのです。

そんなグレタ・ヴァン・フリートは、2021年に2ndアルバム「Battle At Garden’s Gate」をリリース。とにかくこれがカッコいい!

1曲目の「Heat Above」1分を超えるイントロを経て繰り出される、ジョシュのハイトーンボイスは圧巻。 2枚目にして、そして20代なのに大御所感漂う完成された音は素晴らしい!

今回も1stアルバム「Anthem Of The Peaceful Army」同様に、アナログ盤をリリース。 ブルース、R&B、ソウルのアナログ盤に囲まれて育ったという彼ら。 デジタルの時代、若い彼らがこうしてレコードを継承していくことをうれしく思います。

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