カセットテープに録音した自分の声

カセットテープカセットテープに録音した自分の声って、なぜあんなにおかしかったのでしょう。 ラジカセで自分の声を録音して初めて聴いた時の衝撃。 「自分の声じゃない…。」そんな経験ありますよね?

なぜ違って聴こえるのでしょうか。

自分の声は空気の振動で伝わる「気導音」の他に、声帯の振動が頭蓋骨などを通して伝わる「骨伝導」とが混ざり合って聴こえています。
録音した自分の声は「気導音」のみなので、自分ではおかしいと感じてしまいます。 ですが、この録音した声が自分以外の人にとっては正しい声として聴こえているのです。

今では簡単にスマホで音声や動画を撮ることができますね。 でも昔は、自分の声を間接的に聴くことはなかなかなかったので、初めて聴いた時はおどろいて当然です。

デジタル化が進んだ現代、今の若い世代にとってはあまり違和感がないのかもしれませんね。

筆者の赤ちゃん、子供時代はビデオカメラはまだなく、その後登場したものもとても高価でした。ですから、写真以外の想い出のものは声が録音されたカセットテープです。

自分で聴いてもとてもかわいくて…このカセットテープはきっと最期まで処分することはないだろうと思います。 自分や、お子さん、お孫さんなど音声を残した大切なカセットテープは、劣化しないうちにCD化、デジタル化しておくのが安心かもしれません。

カセットテープのデジタル化

カセットテープのデジタル化

押し入れや、クローゼットの奥で眠っているカセットテープを、当時と同じ音質に近い形でデジタル化するサービスです。
デジタル化する事でスマホでも聞く事ができます。