負荷が少なく針先がスムーズなDS Audio製、光カートリッジ解説 その1
レコードを聴くにあたり、レコードや周辺機器の使い方、専門用語が難しそうでなかなか手が付けられず足踏みされている方もいらっしゃるかもしれません。
今回はレコードの「光カートリッジ」のお話ですが、まずカートリッジの種類の二つ、光カートリッジとMM/MCカートリッジの検出原理の違いから説明します。
どちらも針を通してレコード溝を読み取ることは同じですが、通常MM/MCカートリッジは磁界の中でマグネット(またはコイル)が振動して音楽信号を検出し、光カートリッジはLEDとPD(太陽電池)を使い、影の変化(明るさの変化)を捉えて音楽信号を検出します。
MM/MCカートリッジは磁界を切ることで発電するので、マグネット(またはコイル)が動く際に必ず磁気抵抗が発生しますが、光カートリッジは明るさの変化(影の動き)を検出しているだけで振動するわけではないので、磁気抵抗が一切発生しません。負荷が少なく、針先がスムーズに動くことが出来ます。また、光カートリッジはわずか100ミクロンの厚みの薄い遮光板を動かすだけで良いため、実行質量が極めて軽いという原理的なメリットがあります。
では、全てにおいて光カートリッジがMM/MCカートリッジより優れているかというと、メリットがあればデメリットもあるのです。その2へ続きます。
レコードのデジタル化
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温もりのあるレコードの音はそのままに、CDへのデジタル化サービスを行っております。
デジタル化することでデジタルオーディオプレイヤーにも取り込め、気軽に音楽を楽しむ事ができます。
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