アナログレコードを観賞するためのオーディオ機器選び~3 (予算20万円~30万円)
おすすめ構成(1)(コスパ重視・初心者向け(予算:約20万円))
「まずはレコードを気軽に楽しみたい」「シンプルな構成で始めたい」方向け
- ターンテーブルTEAC TN-4D-SE(ダイレクトドライブ・フォノEQ内蔵)(約60,000円)
- カートリッジ付属のOrtofon 2M Red(MM型)付属アンプMARANTZ PM6007(MMフォノ入力あり)(約70,000円)
- スピーカーELAC Debut 2.0 B6.2(ブックシェルフ型)(約60,000円)
- スピーカースタンドKTS-60(YAMAZENなど)(約10,000円)
合計:約200,000円
■特徴■
- フォノイコライザー内蔵のターンテーブルなので、追加のフォノアンプ不要
- 初心者にも扱いやすいMMカートリッジ採用
- デジタル音源も楽しめるプリメインアンプ(MARANTZ PM6007)
- ELACのスピーカーは解像度が高く、コスパが良い
■おすすめポイント■
- 初心者でも組み立てやすく、操作も簡単
- 後からカートリッジやスピーカーをアップグレードできる余地あり
おすすめ構成(2)(音質重視・バランス型(予算:約28.5万円))
「アナログらしい音をしっかり楽しみたい」「オーディオ機器の質をバランスよく整えたい」方向け
- ターンテーブルPro-Ject Debut PRO(ベルトドライブ)(約100,000円)
- カートリッジAudio-Technica AT-VM740ML(MM型)(約40,000円)
- アンプMARANTZ PM6007(MMフォノ入力あり)(約70,000円)
- スピーカーBowers & Wilkins 607 S3(ブックシェルフ型)(約60,000円)
- スピーカースタンドKTS-70(YAMAZENなど)(約15,000円)
合計:約285,000円
■特徴とポイント■
- ターンテーブル:Pro-Ject Debut PRO(約10万円)
■ベルトドライブ方式で、アナログらしい柔らかい音が魅力
■トーンアームが高品質で、将来的にMCカートリッジへアップグレードも可能
■シンプルなデザインで、設置場所を選ばない - カートリッジ:Audio-Technica AT-VM740ML(MM型)(約4万円)
■マイクロリニア針を採用し、高解像度でクリアなサウンド
■Ortofon 2M Blueと比べると、より繊細な音の表現が得意
■Audio-TechnicaのVMシリーズは交換針の選択肢が広く、カスタマイズ性が高い - アンプ:MARANTZ PM6007(約7万円)
■暖かみのある音質で、長時間のリスニングでも聴き疲れしにくい
■MMフォノ入力ありで、追加のフォノイコライザー不要
■デジタル入力(光・同軸)もあり、CDプレーヤーやストリーミング機器とも相性が良い - スピーカー:Bowers & Wilkins 607 S3(約6万円)
■高解像度で、ボーカルや楽器の再現性が高い
■ジャズやクラシック、ロックなど幅広いジャンルに対応
■設置しやすいコンパクトサイズで、部屋を選ばない - スピーカースタンド:KTS-70(YAMAZENなど)(約1.5万円)
■スピーカーの高さを適切に調整し、より自然な音場を実現
■おすすめポイント■
- ターンテーブルとカートリッジを別メーカーに変更!
- Pro-Ject Debut PROで、ベルトドライブらしいアナログの柔らかさを楽しめる
- Audio-Technica AT-VM740MLで、解像度の高いクリアなサウンドを実現
- MARANTZ PM6007とBowers & Wilkinsの組み合わせで、ナチュラルな音質に
この構成なら、高音質を楽しみつつ、今後のアップグレードの選択肢も広がる理想的なバランス型システム!
おすすめ構成(3)(ステップアップを見据えた構成(予算:約30万円))
「今後のアップグレードも視野に入れつつ、長く使えるしっかりしたシステムを組みたい」方向け
- ターンテーブルTechnics SL-1500C(ダイレクトドライブ・フォノEQ内蔵)(約120,000円)
- カートリッジOrtofon 2M Blue(MM型)(約30,000円)
- アンプYAMAHA A-S501(MMフォノ入力あり)(約65,000円)
- スピーカーDALI OBERON 1(ブックシェルフ型)(約65,000円)
- スピーカースタンドKTS-70(YAMAZENなど)(約15,000円)
合計:約295,000円
■特徴とポイント■
- ターンテーブル:Technics SL-1500C(約12万円)
■フォノイコライザー内蔵なので、初期費用を抑えられる
■高精度なダイレクトドライブで、長期間安定して使える
■付属のカートリッジ(Ortofon 2M Red)は初級向けなので、より解像度の高い2M Blueに交換! - カートリッジ:Ortofon 2M Blue(MM型)(約3万円)
■2M Redよりも解像度が高く、中高音の繊細さが向上
■後々さらに上位の2M Bronze(約5万円)へアップグレード可能 - アンプ:YAMAHA A-S501(約6.5万円)
■A-S701とほぼ同じ音質で、コスパ抜群
■MMフォノ入力あり
■力強い低音と温かみのあるサウンドが特徴 - スピーカー:DALI OBERON 1(ブックシェルフ型)(約6.5万円)
■コンパクトながら、ナチュラルで広がりのある音質
■OBERON 3やOBERON 5にアップグレードしやすい - スピーカースタンド:KTS-70(約1.5万円)
■スピーカーの高さを適切に調整し、音質向上に貢献
■おすすめポイント■
- カートリッジをOrtofon 2M Blueに変更し、ワンランク上の音質へ!
- フォノイコライザー内蔵のSL-1500Cを採用し、コストを抑えつつ高音質を確保
- アンプとスピーカーの相性が良く、将来的なアップグレードも可能
- 合計「29.5万円」で、30万円以内にしっかり収まる!
この構成なら、最初から高品質なアナログサウンドを楽しみつつ、今後のアップグレードにも柔軟に対応可能!
【まとめ】
グレード予算特徴
- (1)コスパ重視・初心者向け約20万円シンプルで扱いやすく、コスパが高い構成
- (2)音質重視・バランス型約28.5万円音質とバランスを重視し、グレードアップしやすい
- (3)ステップアップ向け約30万円高性能なターンテーブルとMCカートリッジで本格派向け
初心者なら(1)でスタートし、音質を求めるなら(2)、本格的に長く楽しむなら(3)をおすすめします!
どの構成も後からカートリッジやスピーカーをアップグレードできるので、好みに合わせて調整してください。
レコードのデジタル化CD化録音 全国対応可
