レーザーターンテーブルと針式のターンテーブルの違いは何ですか?

1.音を拾うケース
針の場合、音情報は肩から谷底まで刻み込まれています。針は常にレコードの同じ部分に接触しますので、当然、再生の度にレコードを傷つけることとなります。レーザーの場合、針では触れる事が出来ない上部の音情報をレーザーは拾います。
レーザーですからレコードを傷めることはありません。
針で痛んで音質が歪んでしまっているレコードも良質な音を再現します。

2.音質
これは好みの問題ですので、どちらが良いのかは説明できません。
個人的な見解ですと、針の場合は、カートリッジやアーム等で音質がかなり左右される場合があります。
レーザーターンテーブルは、原音に忠実に、特に飾りも入れていない感じがします。
ただし、音圧が高いという印象を持ちます。
特に、古いレコードでの再生した時は、臨場感を強く感じます。

レーザーターンテーブルは、赤盤や黒以外のソノシートは不可、レコードのカッティングが非常に悪い場合の再生は確率が低くなります。

アナログの録音のコツは何ですか?

録音も再生も同じですが、オーディオ機器の充分なエージングが必要です。
エージングとは、オーディオ機器をある程度使用することによって馴染みが出てくることにより、その機器が本来持っている性能を発揮させることです。
時間的には、そのオーディオ機器の使用年数にもよりますが、弊社は3時間~4時間程度、自社のレコード、CDやカセットを再生してから、録音に入ります。
サラリーマンの頃は、帰宅したら、まず、オーディオ機器の電源を入れ、カセットでもCD等、何でも良いので再生を行い、食事等が終わり、落ち着いたら自分の好きな曲を聴いていました。
後は、家庭外でも余り電気を使用していない時間帯(夜中が殆どです)が、お勧めです。
ただ、翌日の仕事を考えると毎日はできませんでした。。

レコードの場合は、充分なクリーニングが必要です。
弊社の場合、汚れが酷い場合、バキュームクリーナーにて、精製水を浸して軽く清掃し、その後、専用クリーナーにて(ちょっと多めに使用)専用ブラシで、時間をかけてクリーニングいたします。
レーザーターンテーブルで、一度、再生し音質を確認いたします。
ノイズが目立つ場合は、もう一度、クリーニングを行います。(大体は、これでほぼノイズは取れます。)
音楽編集ソフトのノイズ除去は、レコードの傷以外は、余り使用せず、丹念なクリーニングに心がけています。
レコードは、掃除するほど音が良いと思います。

カセットテープの録音もレコードと同じですか?

カセットテープの場合は、再生前にテープがたるんでいないか、チェックします。
カセットデッキのヘッドは、定期的にクリーニングを行っています。
弊社のデッキは、オートリバーズ機能がありますが、それを利用すると左右の音量のバランスが悪い場合もありますので、片面ずつ再生を行っています。
編集では、ポップノイズに気をつけておりますが、余り、ノイズ処理を行うと、高域部分がカットされますので、その調整に時間がかかります。

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