なつかしいソノシート
ソノシートを覚えていますか?
若い世代の人は知らないかもしれませんが、レコード世代の人にとっては、なつかしいアイテムです。
ソノシートは、見た目はレコードの形ですが、レコードよりも薄いビニール素材でできたものです。 やわらかくしなやかなので、レコードのように割れる心配はありません。 シングルレコードサイズのものが多く、LPサイズのものはなかったと思います。
1970年代~1980年代にかけては、主に雑誌の付録としてついていることが多かったです。 幼児雑誌や、学習雑誌、アイドル雑誌などについており、歌やメッセージなどが吹き込まれていました。 レコードがなかなか買えない子供たちにとっては、楽しみなアイテムだったのです。
ソノシートという言葉は、朝日ソノプレス社の商標だったこともあり、全盛期には発売するメーカーによって商品名が違っていたようです。 現在ではソノシートという呼び名が一般的になっているとのこと。
また、ソノシートという形態のレコードの発祥は、1958年にフランスのS.A.I.P.というメーカーが開発したものだそうです。 ソノシートは、2005年にレコードプレスメーカーの東洋化成が生産から撤退したため、国内では生産終了となっています。
今では、レアでなつかしいソノシート。 押し入れで眠っている古い雑誌を開くと、ソノシートが見つかるかもしれませんよ。
レコードのデジタル化
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温もりのあるレコードの音はそのままに、CDへのデジタル化サービスを行っております。
デジタル化することでデジタルオーディオプレイヤーにも取り込め、気軽に音楽を楽しむ事ができます。
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