レコードの針は何でできている?

レコードの針は何でできているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

実は、レコード針の多くはダイアモンドでできています。 ダイアモンドは、地球上で一番硬い物質とされており、宝飾品としてだけではなく、さまざまな工業製品としても使われているのです。

歯医者さんで歯を削る時の器具に、ダイアモンドが使われているのは有名ですね。 あんなに小さいレコード針にも、ダイアモンドが使用されているのです。

サファイアから作られたレコードの針もあります。 低価格で加工しやすいため、以前は多く作られていましたが今では少なくなっています。 安いレコードプレイヤーがありますが、仕様を見るとサファイア針の事が多いです。 サファイア針は、ダイアモンドに比べて摩耗が早いのであまりおすすめしません。

また、ダイアモンド針も、永久に摩耗しないわけではありません。 そのため、レコードをたくさん聴く方は時々針の交換をした方がよいです。

針の交換は150~500時間が目安などと言われていますが、実際に時間を計っているわけではないことがほとんどですよね。 個人で楽しむ分には、雑音が気になったり、なんとなく音がクリアじゃない、おかしいな…など気づきがあった時でよいかと思います。 もちろん、大切なレコード盤を傷めないためにも、レコードとプレイヤーの定期的なメンテナンスは必要です。

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