角松敏生さんとレーザーターンテーブル

レーザーターンテーブルは、簡単に言うと針を使わずにレコードを読みとるプレイヤーのこと。シンガーソングライターでミュージシャン、音楽プロデューサーでもある角松敏生さんは、レーザーターンテーブルをとても高く評価しています。

角松さんがレーザーターンテーブルと出会ったきっかけは、1974年にホセ・チェピート・アリアス(サンタナのパーカッショニスト)が発表したソロアルバム「チェピート」。

CD化されておらず、海外からレコードを取りよせた角松さん。 なんらかの形でアーカイブを残したい、と調べるうちに出会ったのが、(株)エルプのレーザーターンテーブルだったのです。

ちなみに「チェピート」は2020年に初CD化され、ライナーノーツには角松さんがコメントを出しています。

角松さんは、1981年のデビューアルバムを「SEA BREEZE 2016」としてリメイクしています。 当時のアナログテープをデジタルアーカイブ化し、歌のみをリテイクした作品。

このアルバムの初回盤では、なんと未使用のアナログ盤をレーザーターンテーブルで読み取り、CD化したものがつけられているのです。 レーザーターンテーブルからのCD化は世界初とのこと。

サウンドに強いこだわりを持つ角松さんに「スタジオで生まれ落ちた時の音がする」と言わしめるレーザーターンテーブル。 レコードプレイヤーでは拾えない音も拾えるので、音に立体感や奥行きが出るのです。

ミュージックシーンで、最もサウンドにうるさいアーティストの一人である角松さんが、惚れこむレーザーターンテーブルの音。 その音質の良さは改めて言うまでもありません。

レコードのデジタル化

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