角松敏生さんのレコードをレーザーターンテーブルからハイレゾ化(1)

1985年リリースの本作は、ニューヨークで流行していたラップやスクラッチを取り入れたもの。角松さんは、まさに知る人ぞ知る最先端の音楽を創っていた一人。

レーザーターンテーブルからのハイレゾ化では、まさに彼が聴いてほしい音が逃さずつまっているように感じました。 CD等と比べて、特に良いと感じたポイントを挙げます。

「I Can’t Stop The Night」
圧巻だったオープニングの、コツコツと近づく女性のヒールの音、銃撃音、1曲目から今まで聴いてきた音との違いにびっくり。

「Springin’ Night」
みんな大好き故・青木智仁氏のベースがキレッキレでカッコいい。 バックでずっとブギブギ鳴っているベース、トランペットの数原晋氏筆頭のブラスセクション、ドラムのヨギ・ホートン。角松ファンにはおなじみの面々が創り出す圧倒的なグルーヴが素晴らしい。 CDよりも音の厚みが感じられ、低音の魅力がすごい。

「Tokyo Tower」
角松を代表する名曲は、間奏のベースソロのキレがすごすぎて鳥肌ものである。

「Mermaid Princess」
ギターの音が美しい。 ギターソロに至っては、すぐ目の前で聴いているようである。 ライブで最前列の時などは、スピーカーではなくそこで弾いているまんまのギターの音が聴こえてくるが、まさにそれ。ドラムとベースはバンドの屋台骨と言われるが、まさしくそれが角松サウンドのグルーヴを創っており、ずっとそれに魅了されてきました。

レーザーターンテーブルからのハイレゾ化で、音により立体感が増し、さらにグルーヴを感じることができました。

レコードのデジタル化

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