ダブルデッキで楽しむピンポン録音

録音技術は日進月歩で、今では自宅でも気軽にプロの現場に近い高音質な録音編集が可能となりました。中でも、パソコンによる録音技術は目を見張るものがあり、低予算の環境とは思えない多重録音をおこなうことができます。

30年ほど前までは、自宅での録音編集と言えば、カセットテープを利用したマルチトラック・レコーダー(以下MTR)の使用が一般的で、カセットMTRは、最大で8つの音を同時に録音することが可能でした。

カセットテープの魅力は、通常のステレオ録音に加え、気軽に多重録音と編集ができる点です。カセットテープによる多重録音は、デジタルとは異なり、重ねれば重ねるほどノイズは生じますが、その独特の質感はデジタルで再現することは不可能です。

多重録音は、MTRの代わりにダブルデッキ(Wラジカセ等)があれば簡単におこなうことができます。例えば、片方のデッキで手拍子を録音したテープを再生しながら、もう片方のデッキでギター演奏を録音するわけです。

この方法はピンポン録音と呼ばれていて、編集を繰り返すと一人でバンド演奏を再現することもできます。ダブルデッキが手元にある方は、ぜひ試してみてくださいね。

カセットテープのデジタル化

押し入れや、クローゼットの奥で眠っているカセットテープを、当時と同じ音質に近い形でデジタル化するサービスです。デジタル化する事でスマホでも聞く事ができます。