軽量盤と呼ばれたレコードの存在

レコード収集は実に面白いもので、純粋に音楽と向き合えるだけでなく、鑑賞するという喜びを同時に楽しむことができます。このレコード収集ならではの感覚は、最先端のデジタル音源やストリーミング配信などでは味わうことができません。

また、鑑賞という観点からは少し外れるかもしれませんが、レコードは発売された時期の世相や文化、経済なども反映されているため、それらの背景をあれこれ思いめぐらせながら音と対峙するのも楽しいものです。

レコードはピクチャーディスクや重量盤といった意図的に鑑賞や高音質を目的として生産されたもの以外に、その当時の社会的な経済の背景がそのまま反映されたフラット盤や軽量盤と呼ばれるものが存在しました。

中でも、オイルショックによる石油の高騰の影響がもろに反映された軽量盤は、ジャケットを手に持った瞬間に気付くほどの軽さで、通常版よりも薄い盤面は眺めているだけでも痛々しい気持ちになったものです。

しかし、そのような状況でありながらも、商業音楽の衰退を避けようとした各レーベルの努力があったからこそ、現在も音楽を楽しむことができるのです。レコードは奥が深いですね。

レコードのデジタル化

温もりのあるレコードの音はそのままに、CDへのデジタル化サービスを行っております。
デジタル化することでデジタルオーディオプレイヤーにも取り込め、気軽に音楽を楽しむ事ができます。