レコードの再ブレークと仕組み
日本では、CDの普及とは反比例してレコードが市場から姿を消したかと思えば、令和に入ってからレコードは再び世の中に出回っているとのことです。
一部の調査によると、コロナウイルスが流行るよりも少し前、およそ何十年かぶりにあの大手企業ソニーがレコードの生産を開始。2000年以降は売り上げが下降のスピードを増し、一時は最盛期の10分の1以下にまで販売数が落ち込んでいたと噂されていたレコードは、ここ数年では百万枚ほどまで売り上げを回復したとのことです。
ただ、アメリカなど諸外国のインディーズ界隈では一足早く2010年を過ぎた頃から、レコードが再ブレークしていました。レコードを愛してやまない私どもとしましては、とても喜ばしいニュースです。
そんなレコードですが、遥か昔1877年に、かの有名なエジソンが発明した媒体とだけあって、音を出す仕組みはアナログならではです。レコードプレーヤーを一度でもご覧になったことのある方はご存知でしょうけれども、レコード針を機械的に接触させて音楽を再生します。
レコードの盤面上に埃やキズがある場合や、周りの振動にもとても影響されやすいだけではなく、再生回数が多くなると音溝の磨耗によって高域が減衰していく問題があります。保管が大変であるレコードだからこそ、お早めに弊社にてデジタル化をご検討ください。