蓄音機でレコードを聴いてみよう

アナログの音が再び脚光を浴びている昨今、一度は衰退したかのように思えたレコードは、新譜までリリースされるようになり、ネットショップやオークションサイトでは、レコードの売買が活況を呈しています。

そんな中、少しずつ人気が高まってきているのが蓄音機です。蓄音機は、電気を一切通さずレコードを再生させる装置で、1分間に78回転というスピードでSP盤から針で音を取り込み、空気振動のみで音を伝えるというもの。

1940年代後半の頃には、既に電気的な録音と再生が可能でしたし、音質に関しては、モノラルではありましたが、ノイズも少なく、耳にやさしく響くようになりました。しかし、蓄音機で聴くSP盤は、電気を使用しないアナログ盤がしっくりします。

この感覚は、現行のオーディオ機器にも当てはまることで、その当時のレコードは、その当時のシステムで聴くのがベストといえます。電気録音をする以前のSP盤は、空気振動のみで音を収録していて、蓄音機で再生すると生演奏のような響きを味わうことができました。

オーバーホールされた蓄音機は、なかなか目にすることはできませんが、機会があればぜひその音に触れてみてください。

レコードのデジタル化

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