カセットテープで実況録音

カセットテープは、音楽だけに限定したものではなく、音のするものであれば場所を問わず気軽に収録できるのが魅力の一つです。一般的な使用方法は、固定電話の留守番機能での音声収録ですが、使い方は他にもたくさんあります。

例えば、会議や打ち合わせなどの実況録音です。現在ではデジタル・レコーダーを用いてファイル形式でパソコンやスマートフォンで簡単にデータのやり取りが可能ですが、保存ドライブが壊れたり誤って消去したりすると二度と元に戻すことはできません。

ところが、カセットテープの場合は焼失したり粗雑な扱い方さえしたりしなければ、中身の記録が完全に消えることはありません。また、カセットテープならレコードやCDと同様に、視覚的な管理ができるのも大きな特徴だといえます。

カセットテープは本数が増えると場所を占領するので、デメリットが全くないというわけではありませんが、マイク機能の付いたラジカセがあれば、すぐに実況録音ができるため、いざという時のために一台あると重宝します。

もちろん、ラジカセに付属のマイクは予備機能なので高音質は望めませんが、そのローファイな音質も実は魅力の一つなのです。

カセットテープのデジタル化

カセットテープのデジタル化

押し入れや、クローゼットの奥で眠っているカセットテープを、当時と同じ音質に近い形でデジタル化するサービスです。
デジタル化する事でスマホでも聞く事ができます。