レコードの歴史に纏わる3名の米国人 Part.2

ベル研究所を去り、独自の研究に励んだベルリナーは1885年にはレコードプレイヤーの原型となった改良版蓄音機の「グラフォフォン」を完成させました。そして、1881年にドイツ国民から正式にアメリカ市民となり、発明された円盤式の蓄音機の「グラモフォン」こそが最初のレコード機器として出回るようになりました。

グラモフォンの販売に向けて設立された「ベルリナー・グラモフォン社」からアメリカのレコード会社の「ビクタートーキングマシン社」となり後に「RCA社」となり、英国のグラモフォン社の視点はEMIへの前身として世界中の音楽業界へ多大な影響を与えました。

レコードプレイヤーはトーマス・エジソン、グラハム・ベル、エミール・ベルリナーの3名の偉大な科学者達の日々の研究と切磋琢磨の成果として歴史に残り、その音は今でも多くの人を和ませています。昭和生まれの方にとってはレコードと言えばビクターの犬の蓄音機のロゴが思い出される方もいらっしゃるのではないかと思います。先人達の叡智による音に耳を傾けてみては如何でしょうか?

レコードのデジタル化

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