SONYの磁気録音用テープが未来技術遺産に
興味深いニュースを目にしました。
国立科学博物館が、1950年にSONY(当時:東京通信工業)が発売した、日本初の磁気録音用テープ「Soni-Tape」シリーズを、重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)に登録すると発表したとの事。
あまり聞きなれない未来技術遺産という言葉ですが、国立科学博物館が定めた登録制度により保護される文化財を指すそうです。
- 科学技術(産業技術を含む)の発達史上、重要な成果を示し次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの
- 国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの
の2点を選定基準として決定するとのこと。
SONYは「Soni-Tape」と同時に、日本初のテープレコーダー「G型」も発売しています。
当時はまだ、録音というものが身近になかった時代。 SONYの開発をきっかけに他社も追随し、さまざまなメーカーからテープレコーダーやカセットテープが発売され、手ごろな価格で手に入るようになりました。
私たちが、豊かに音楽を楽しむようになれたのは、誰かの技術のおかげなのだと思うと、とてもありがたい気持ちになりました。
時代は、アナログからデジタルへと移り変わりましたが、カセットテープはリバイバルブームで、再び脚光を浴びています。 眠っている想い出のカセットテープを手に取ってみてはいかかがでしょうか。
カセットテープのデジタル化
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押し入れや、クローゼットの奥で眠っているカセットテープを、当時と同じ音質に近い形でデジタル化するサービスです。
デジタル化する事でスマホでも聞く事ができます。
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