インパクトジャケット「クリムゾン・キングの宮殿」
強烈なインパクトを放つレコードジャケットってありますよね。 真っ先に思い浮かぶのが、キング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」です。
「断末魔の叫び」と言われることの多い、恐怖におののいたかのような赤みをおびた顔の絵。 キング・クリムゾンファンでなくとも、見たことがある人は多いでしょう。
この絵を描いたのは、イギリスのバリー・ゴッドバー氏。 鏡をのぞきながら自分の顔を描き、発展させたものだそう。
バリー氏は、ロンドンの芸術学校に通いながら、コンピューターのプログラマーもしており、同僚であったピート・シンフィールド氏に依頼され、ジャケットの絵を描いたとのこと。 ピート氏は、キング・クリムゾンの「作詞を担当する準メンバー」。
インパクトのある絵を描いたバリー氏ですが、残念ながらもうこの世にはいません。 1969年10月のアルバムリリースから間もない、1970年2月に24歳の若さで亡くなっています。 存命であったら、この先どんな作品を描いていたでしょうか。
ジャケットの原画は、キング・クリムゾンのギタリスト兼リーダーである、ロバート・フリップ氏が所有しているそうです。 ジャケットのみならず、世界に強烈なインパクトを与えた「クリムゾン・キングの宮殿」の、音楽的素晴らしさは言うまでもありません。
レコードのデジタル化
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デジタル化することでデジタルオーディオプレイヤーにも取り込め、気軽に音楽を楽しむ事ができます。
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