カセットテープでフィールドレコーディングを

フィールドレコーディングとは、スタジオレコーディングが屋内でおこなわれるのに対して、主に野外でおこなわれるレコーディングのことで、一般的には自然音や環境音の録音をおこなう際に使われる用語です。

一昔前まで、フィールドレコーディングはオープンリールやカセットテープを記録媒体としておこなわれていました。現在ではスマートフォンと専用のマイクさえあれば、プロの現場でも利用できるレベルの録音は可能です。

しかし、高音質な録音を気軽におこなうことができる現在でも、アナログならではの温かみのある音質をデジタルで忠実に再現することはできません。そのカセットテープならではの圧縮された音質は、デジタルに慣れた耳に新鮮に響くことでしょう。

カセットテープ用のレコーダーは、既に製造されていませんので、中古か現品でしか入手することはできませんが、もし入手できた場合は、ぜひ専用のマイクと風防などのアクセサリーを揃えて外に持ち出して様々な音を記録してみましょう。

使い方は慣れるまで少々時間が掛かりますが、デジタル録音との聴き比べも面白いので、機会があればぜひ体験してみてくださいね。

カセットテープのデジタル化

カセットテープのデジタル化

押し入れや、クローゼットの奥で眠っているカセットテープを、当時と同じ音質に近い形でデジタル化するサービスです。
デジタル化する事でスマホでも聞く事ができます。