カセットテープの逆輸入盤
1980年代終わりから1990年代前半にかけて、アルバムのカセットテープが安く販売されていた覚えがありませんか? これ、実は逆輸入のカセットテープだったかもしれません。
中国などで日本のライセンスを受けて生産されたアルバムを、逆輸入して販売していたようです。
音楽のアルバムは、レコード、カセットテープと同時に販売されていましたが、1980年代の終わり頃にはCDにシフトチェンジしていました。 ですが、中国やアジア圏ではカセットテープの人気がまだ高く、価格も安く多く生産されており、そこに目をつけた業者が逆輸入していたようです。
筆者の記憶では、1000円するかしないかの値段で販売されていたように思います。 当時、アルバムのカセットテープは、2,800円ぐらいでしたのでずいぶん安いですよね。
筆者は、最初は逆輸入盤とは知らずに「安い!」と思い買ったのですが、開けてみると中国語?が書いてあったような…。 後に、これは逆輸入盤と知りました。
ちなみに買ったのは、藤井フミヤさんが在籍していたバンド、チェッカーズの「BLUE MOON STONE」。 正規のアルバムで逆輸入しているならまだしも、ライセンス違反の海賊版も多く販売されていたこともあったとか。 今では、逆輸入盤のカセットテープはほとんど見かけないので、ある意味レアアイテムかもしれません。
カセットテープのデジタル化
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押し入れや、クローゼットの奥で眠っているカセットテープを、当時と同じ音質に近い形でデジタル化するサービスです。
デジタル化する事でスマホでも聞く事ができます。
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