[再考]意外と知られていないカセットの保管方法
カセットテープはアナログ記録媒体であるため、適切な保管をしないと音質劣化や再生不能といったトラブルが起こりやすくなります。
意外と知られていない保管方法の一つに「テープの巻き戻しを避けて保管する」という点があります。
多くの人は再生後に巻き戻して保管しがちですが、実は再生後そのままの状態、つまり片面の終わりまで送られた状態で保管した方がテープへのテンションが均一で、長期保存に適していると言われています。
また、テープは磁気を利用して録音されているため、磁気を発する機器(スピーカーやモーターの近く)や強い磁場のある場所には置かないようにすることが重要です。
高温多湿の場所もテープの変形やカビの原因になるため、湿度は40~60%程度、温度は20℃前後の環境での保管が理想です。さらに、長期間使用しない場合は、数年に一度はテープを一度再生して巻き直すことで、固着や劣化を防ぐことができます。
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