松田聖子「ユートピア」をアナログ盤で
7月に武道館公演を控え、御年61歳になっても色褪せることを知らない歌手・松田聖子。昭和世代の方にとっては聖子ちゃんカットのブームと共に多くのヒットした楽曲がアナログのレコードやカセットテープと共に思い出されることでしょう。中にはダブルデッキのカセットプレーヤーでテープをダビングした経験のある方やレコードからテープに音源を移した方も多いはず。そんな当時のワクワクした思い出と共に通算7枚目となるアルバム「ユートピア」を聴いてみましょう。
「ユートピア」に含まれる楽曲は全10曲。殆どの作詞は松本隆氏によって手がけており、大ヒット曲の元YMOの細野晴臣氏作曲の「天国のキッス」や「秘密の花園」も含まれ、オリコンチャートでは1位を獲得しています。中でも「マイアミ午前5時」のまだ見ぬマイアミの海の雰囲気や「セイシェルの夕陽」のセイシェルってどんな場所か行かないのにその夕陽の美しさが楽曲を通じて伝わって来てまるで異次元へと誘います。
また「小さなラブソング」は松田聖子さん本人による作詞で初々しい10代20代の頃の恋愛を思い出させてくれます。秘密の花園は呉田軽穂さんという名義で松任谷由実さんが作曲し、松任谷正隆さんが編曲している大ヒット曲。最後の楽曲の「メディテーション」においては愛するひとへの切ない気持ちが伝わって来て涙する人もいるのではないでしょうか？
松田聖子さんの初々しい声と丁寧に歌い上げるひたむきな感じが今聴いても色褪せない素晴らしい傑作として仕上がっています。聴いている私達を若き日の真っ直ぐに恋愛していた頃の気持ちに戻し、キュンキュンさせてしまう楽曲達の魅力をアナログのカセットテープからCD、そしてレコードからCDへの変換でもう一度！また昭和レトロブームの若者の心にも刺さる名曲が盛り沢山です。せっかく聴くのならば、当時のままの音源で聴いてみたいですね♪
レコードのデジタル化
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