懐かしい名盤 part239

渡辺貞夫 ~ California Shower

1978年作品。
ナベサダがフュージョンのジャンルとしてのアルバム2作目。
当時、ジャズ系のアルバムとしては異例の100万枚のセールス。
人気セッショングループであったジェントル・ソウツのメンバーをバックに迎えた作品でありました。
アルバム中の作品がテレビコマーシャルに流れたり、ジャズ、フュージョンのファン以外の方々にも、注目が浴びました。

個々の作品は一見、軽めのサウンドですが、芯の通った素晴らしい楽曲かと思います。
また、グルーシンが「世界でも最高峰のリズム陣がこのアルバムの成功を導いている」と語っていたように、チャック・レイニーとハービー・メイソンは素晴らしい、の一言。
ナベサダ自身も脂がのっている時期でもありますね。

California Shower
Duo-Creatics
Desert Ride
Seventh High
Turning Pages Of Wind
Ngoma Party
My Country

Bass – Chuck Rainey
Drums – Harvey Mason
Flute – Sadao Watanabe
Guitar – Lee Ritenour
Percussion – Paulinho Da Costa
Piano [Acoustic], Electric Piano [Fender Rhodes] – Dave Grusin
Saxophone [Alto] – Sadao Watanabe
Saxophone [Tenor] – Ernie Watts
Trombone – George Bohanon
Trumpet – Oscar Brashear