隠れた名盤 Part13

Neil Larsen – Jungle Fever

1978年の作品です。

Neil Larsenが続いてしまいましたが、このデビュー作品は是非、ご紹介したいと思いました。
2作目の「High Gear」よりも、彼の得意のオルガンの演奏が多いことと、リズ隊が Willie Weeks(b)、Andy Newmark(ds)の二人が素晴らしいです。
私の好きな、Michael Brecker(ts)が2曲ほど、ソロをとっています。
彼らの特徴はフレーズだけに頼らないこと。
曲の初めからラストに至るまで、ナチュラルで流れるような美しいメロディー・ラインを生み出す、類まれな才能の持ち主達。
その中でもラーセンの愁いを帯びた旋律は絶品です。
フュージョン・ジャズ・ファンのみならず全音楽ファンにお勧めしたい。(少し大袈裟ですが…)
特筆すべきは、4曲目「Emerald City」の哀愁あるテーマの次に、中間部分のMichael Brecker(ts)のソロ、、涙が出るような感激です。
当時、レコードを手にしてから、擦り切れるくらい聴いていました。
この曲だけでも、購入のある価値はあると思っています。
一時、廃盤になりましたが、7/6にSHM-CDで発売されるようです。
1 Sudden Samba
2 Promenade
3 Windsong
4 Emerald City
5 Jungle Fever
6 Red Desert
7 Last Tango In Paris
8 From A Dream
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Bass Willie Weeks
Drums Andy Newmark
Guitar Buzz Feiten*
Percussion Ralph MacDonald
Producer Tommy Li Puma*
Tenor Saxophone Michael Brecker
Trumpet, Flugelhorn Jerry Hey