隠れた名盤 Part14
The Section – Fork It Over
1977年の作品です。
キャロル・キング、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウン、ジェイムス・テイラー、そしてクロスビー&ナッシュ等のバック・ミュージシャンが、自分たちのサウンドを求めて4人でグループを作りました。
有名なところでは、キャロル・キングの「つづれおり」(Tapestry) (1971)、ジェイムス・テイラー「JT」(1977)に参加していました。
本作品は、3枚目のアルバムとなります。
1970年代に、ジェイムス・テイラーのバックとして初来日し、ジェイムス・テイラーの前座を務めたんですが、余りにも反響が大きかったので、その後、自分たちのアルバムをリリースいたしました。
スタイルは、ロック系のインストバンド、って印象です。
職業音楽家集団と言っていいでしょうか、海外のミュージシャンからも高い評価があります。
あらゆるジャンルの音楽要素を取り入れたサウンドは、玄人好みだと思います。
2010年に、このアルバムのCDが発売されたようですが、もう少し早く発売されても良いのかな?って思います。
ダニー・コ ーチマー(G)は、イーグルスのドン・ヘンリーのソロ・アルバムのプロデュースを行ったり、リーランド・スクラー(b)はTOTOのツアーにも参加していました。
決して派手ではありませんが、面白いサウンドだと思います。
1 Suckers On Parade
2 L.A. Changes
3 Street Pizza
4 Hamsters Of Doom
5 Bad Shoes
6 Moon Over Fontana
7 Rainbows
8 White Water
9 Magnetic Lady
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Bass Leland Sklar
Drums Russ Kunkel
Engineer Matt Hyde
Flute Jim Horn
Guitar Danny Kortchmar
Keyboards Craig Doerge
Percussion Joe Lala , Steve Forman
Producer The Section
Saxophone David Sanborn, Jim Horn
Trumpet Chuck Findley
Vocals David Crosby, James Taylor