優れたDS Audio製の光カートリッジ解説 その2 専用イコライザー必須
「光カートリッジ解説その1」で光カートリッジのメリットを主にお伝えしましたが、今度はデメリットについて解説してまいります。
実は光カートリッジはMM/MC用のフォノイコライザーを使用することは出来ず、DS Audioの光カートリッジ専用のフォノイコライザーを使用しなければなりません。
その理由は2つあり、「カートリッジにLEDを使用している関係上、カートリッジに対して電源供給が必要。かつその電源供給をイコライザーから行なっているため」と「MM/MCカートリッジとは出力形態や電気回路が異なるため」です。
光カートリッジは、今から40年以上前に東芝、シャープ、トリオ、ケンウッドなど有名企業から「光電式カートリッジ」と正式名称で製品化されました。一度は製品化されたものの姿を消してしまったのは、レコードやカセットテープなどのアナログからCDへ音源が移行したことが最大の理由です。
加えて、その1で少し触れましたが当時はLEDなどといった、電力を発生させる際に熱を帯びない洒落たものは無く、どうしても光源に「熱」が発生してしまう問題がありました。しかしLEDなど現代技術の発展に支えられ、DS Audioが40年の時を経て光カートリッジを復活。光カートリッジの出力は高く、約70mV。MM/MCカートリッジと比べて約10倍〜100倍です。
レコードのデジタル化
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デジタル化することでデジタルオーディオプレイヤーにも取り込め、気軽に音楽を楽しむ事ができます。
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