隠れた名盤 Part20

Dave Grusin And The N.Y. / L.A. Dream Band

1982年の作品です。

このライヴは、当時のフュージョン・ファンのなかでは非常に話題になったものでしたので、テレビでも放送されました。(確か、NHKの遅い時間帯PM11:00頃)
このアルバムも、一時、廃盤になりましたが、現在はCD化されているようです。
NHK交響楽団のストリングス・セクションとTokyo Brass Ensembleのバックによる作品で、迫力はあります。
主役のディブ・グルーシンがGRPというレーベルを立ち上げたので、その宣伝も兼ねていたようです。
内容は、ジャズのビッグバンドのフュージョン編でしょうか。
当然、4ビートの曲もあります。
今回は、フュージョンのミュージシャンとしてのデイヴと、映画音楽家としてのデイヴを多角的に紹介するような雰囲気があります。
全体的にまとまった印象が強く、これはグルーシンのプロデュースの手腕だと思います。

01 Shuffle City
02 Count Down
03 Serengetti Walk
04 Theme From ‘The Champ’ “What Matters Most”
05 Number 8
06 Three Days Of The Condor
07 Summer Sketches ’82
———————————————————————————–
Arranged By Dave Grusin
Bass, Double Bass [Contrabass] Anthony Jackson
Drums Steve Gadd
Featuring, Brass The Tokyo Brass Ensemble
Featuring, Strings The NHK Strings
Guitar Eric Gale
Guitar, Acoustic Guitar, Vocals, Percussion Lee Ritenour
Orchestra, Featuring [With] The Dream Orchestra
Percussion Rubens Bassini
Piano [Cp70], Electric Piano [Rhodes], Clavinet, Synthesizer [Obx] ? Don Grusin
Piano, Electric Piano [Rhodes], Synthesizer [Obx], Synthesizer [Vocorder] ? Dave Grusin
Producer, Mixed By Dave Grusin, Larry Rosen