隠れた名盤 Part2

NEIL LARSEN / HIGH GEAR

1979年の作品です。

ニール・ラーセン、って余り聞かない名前だと思います。

キーボード奏者(主にオルガン)であり、盟友のバジィー・フェイトン(ギタリスト)と以前、バンドを組んでいましたが、その後、ソロアルバムを出して、この「ハイ・ギア」がソロの第2弾なんです。

スティーヴ・ガッドとマイケル・ブレッカーも参加しています。

とても切ないオルガンを奏でますね、また、ギターとの絡みも最高です。

ついつい何度でも聴いてしまうアルバムです。

[ライナーノーツより抜粋]
全体を通して聴くと、N.Y.的な音作りになっているものの、じんわりと滲み出るかのようなメロディーラインの味わいや、さらりとしてニールのバッキング等L.A.らしさがところどころに残っていて、良いバランス感覚を持ったサウンドだと感心させられる。
そして、一つも古さを感じさせないものだ。
プロデューサーやバックミュージシャンの力もあると言え、ニールのセンスの良さは素晴らしい。
アルバムのタイトル「HIGH GEAR」で、ソロはとっていないものの、マイケル・ブレッカーのテーマは心に残ります。

01 High Gear
02 Demonette
03 Futurama
04 This Time Tomorrow
05 Nile Crescent
06 Rio Este
07 Night Letter

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* Arranged By [Arp Arrangements] – Nick De Caro*
* Art Direction – Roland Young (3)
* Bass – Abraham Laboriel
* Composed By – Neil Larsen
* Design [Album Design] – Chuck Beeson
* Drums – Steve Gadd
* Engineer [Assistant Engineers] – Don Henderson, Linda Tyler
* Guitar – Buzz Feiten*
* Keyboards – Neil Larsen
* Mastered By – Mike Reese
* Percussion – Paulinho Da Costa
* Photography By – Elizabeth Lennard
* Producer – Tommy Li Puma*
* Producer [Prouction Assistant] – Noel Newbolt
* Recorded By – Norm Kinney
* Recorded By, Mixed By [Capitol Records] – Al Schmitt
* Tenor Saxophone – Michael Brecker