[再考]カセットテープのノーマル・ハイポジ・メタルの各違いについて
カセットテープには「ノーマル(Type I)」、「ハイポジ(Type II)」、「メタル(Type IV)」の3種類があり、それぞれ磁性体や音質特性に違いがあります。
ノーマルテープは酸化鉄を使った最も一般的なタイプで、温かみのある音が特徴ですが、高音域の再現性はやや劣ります。日常的な録音やラジオ録音に向いています。
ハイポジテープはクロム系またはコバルト系の磁性体を使い、高音域の再現性が向上しています。音の輪郭がはっきりしており、音楽録音に適しています。ただし、録音・再生機器がハイポジ対応である必要があります。
メタルテープは、金属微粒子を使っており、最も広いダイナミックレンジと低ノイズ、高音質を誇ります。録音レベルを高くでき、激しい音楽や高忠実度の録音に最適ですが、高価で対応機器も限られます。
このように、用途や音質の好みに応じて使い分けることが重要です。
カセットテープのデジタル化CD化録音 全国対応可
