Bob Dylan ~ Desire
懐かしい名盤 Part327
Bob Dylan ~ Desire
[Wikipediaより記事抜粋]
『欲望』(よくぼう、Desire)は、1976年にリリースされたボブ・ディラン17作目のスタジオ・アルバム。
ビルボード200チャートで5週連続1位、全英アルバム・チャートで最高3位を記録した。
RIAAよりダブル・プラチナ・ディスクに認定されており、ディランのスタジオ・アルバムの中でもベスト・セラーとなったアルバムである。
『ローリング・ストーン』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2012年版)において174位にランクインした。
このアルバムの制作開始にあたって、ディランはその当時、有名無名を問わずニューヨークにいたミュージシャンに片っ端から声をかけスタジオにつれていった。
エリック・クラプトンの証言によると、スタジオは人であふれかえり混乱を極め、参加を見合わせざるをえなかった、とのことであった。レコーディングのやり方に対しては、エミルー・ハリスらがこう証言している。「ディランのレコーディングには楽譜もリードシートもない。キーはおろか、曲名さえ知らされない。
それで私達はディランがおもむろにギターを弾き歌い始めると、彼の手元と唇の動きに最大限の注意を払い、合わせていかなければならない。なぜならそれが後にも先にも一回きりのレコーディングになるかもしれないからだ。」
結局、エリック・クラプトン、ココモ、ロジャー・マッギンといった有名どころは参加を見合わせ、残ったメンバーは、デビュー間もないエミルー・ハリス以外はすべて無名ミュージシャンばかりになった。
しかし、残ったメンバーのロブ・ストーナー、スティーヴン・ソールズ、スカーレット・リヴェラらが醸し出す、ラグタイムとラテンミュージックを掛け合わせたような一種独特のサウンドは受け入れられ、アルバムはディラン最大のヒットを記録。メンバーにもそれぞれレコーディングの機会が与えられることとなった。
なお、本作のレコーディングが終了すると、このメンバー達を母体として「ローリング・サンダー・レヴュー」のハウスバンド「Guam」が結成され、ツアーと映画撮影を行った。
Hurricane
Isis
Mozambique
One More Cup Of Coffee
Oh, Sister
Joey
Romance In Durango
Black Diamond Bay
Sara
Backing Vocals – Emmylou Harris
Backing Vocals, Bass – Rob Stoner
Congas, Bells – Sheena
Drums – Howard Wyeth
Mandolin – Dom Cortese*
Rhythm Guitar, Harmonica – Bob Dylan
Twelve-String Guitar [Bellzouki] – Vincent Bell*
Violin – Scarlet Rivera