The Rolling Stones ~ 女たち (Some Girls) 1978年作品

懐かしい名盤 Part328
The Rolling Stones ~ 女たち (Some Girls)

1978年作品。
[Wikipediaより記事抜粋]
『女たち』(Some Girls)は、1978年にリリースされた、ローリング・ストーンズのアルバム。全英2位、全米1位を記録。
ミック・テイラーの後任として加入したロン・ウッドがフルで参加した最初のアルバム。
1970年代のパンク・ムーブメントの中、ストーンズを初めとする旧世代のミュージシャン達は新ジャンルのミュージシャンたちに標的にされてきた。
パンク・ロッカー達はストーンズを旧世代の代表として攻撃し、ミック・ジャガーはその挑戦に刺激づけられ、彼らへの解答としての作品をリリースする決意を抱いていた。
結果、本作はパンク・ロックとディスコ・ミュージックブームの’70年代後半にストーンズを再評価させ、重要なロックンロール・バンドとしてその地位を確立させることとなった。
このアルバムの収録曲は、後に全てライブで一度以上取り上げられている。このようなアルバムは、本作の他『スティッキー・フィンガーズ』(1971年)と『ブラック・アンド・ブルー』(1976年)だけである。
1977年2月のキース・リチャーズのトロントでの逮捕劇を受け、バンドがその活動を制限されている間、ジャガーはニューヨークに滞在を続けた。
ジャガーはニューヨークでの生活が本作に大きな影響を与えたことを認めている。
リチャーズは、チーフエンジニアおよびミキシングを担当したクリス・キムジーが本作に大きく貢献したとしている。
その後、キムジーは次回作『エモーショナル・レスキュー』(1980年)から『アンダーカヴァー』(1983年)までの全アルバム、さらに『スティール・ホイールズ』(1989年)のプロデューサーに抜擢される。
また、リチャーズは1963年のレコードデビュー以来、姓をリチャード(Richard)としてきたが、本作より本名のリチャーズ(Richards)に改めている。
本作から先行シングルとしたリリースされた「ミス・ユー」はアメリカで1位となる大ヒットとなった(ストーンズのシングルがアメリカで1位を獲得したのは現時点では本作が最後)。
リカットシングルの「ビースト・オブ・バーデン」も全米8位となるヒットとなった。

Miss You
When The Whip Comes Down
Just My Imagination (Running Away With Me)
Some Girls
Lies
Far Away Eyes
Respectable
Before They Make Me Run
Beast Of Burden
Shattered

Backing Vocals – Keith Richards, Mick Jagger, Ron Wood
Bass Guitar – Bill Wyman
Blues Harp [Harp] – Sugar Blue
Drums – Charlie Watts
Electric Guitar – Keith Richards, Mick Jagger, Ron Wood
Electric Piano – Ian “Mac” McLagan*
Lead Vocals – Mick Jagger