懐かしい名盤 Part254

Neil Young ~ After The Gold Rush

1970年作品
【HMVより記事抜粋】
1970年に発表されたニール・ヤングの名作サード・ソロ・アルバム。
バッファロー・スプリング・フィールドでデビューし、CSN&Yでも活躍したニール・ヤングはハイトーンな歌声を持ち、アコースティックな音楽性の場合でも非常にロック魂を感じさせるアーティスト。

本作も前2作同様、アコースティックな感触(優しげな弾き語り等あり)を持った作品だが、やはりゴツゴツ、ヒリヒリとしたロック的フィーリングを感じさせる。
M1の繊細極まりない歌声に、セイント・エティエンヌもカヴァーしたM3のスウィートさと、後にレイナード・スキナードのアンサー・ソングを生むM4(米国南部人の保守性を皮肉っぽく歌うカナダ人のヤング)の激しさが一枚に同居するところが、本作が彼の代表作の中でも屈指の作品として評価される所以だろう。
当時の時代背景への鋭い視点、少し鼻にかかった高めの歌声に心を揺さぶられること間違いなし。

Tell Me Why
After The Goldrush
Only Love Can Break Your Heart
Southern Man
Till The Morning Comes
Oh Lonesome Me
Don’t Let It Bring You Down
Birds
When You Dance I Can Really Love
I Believe In You
Cripple Creek Ferry

Bass – Billy Talbot, Greg Reeves
Drums – Ralph Molina
Guitar – Danny Whitten, Neil Young
Harmonica, Vibraphone [Vibes] – Neil Young
Piano – Nils Lofgren
Vocals – Danny Whitten, Neil Young, Nils Lofgren, Ralph Molina, Stephen Stills
Producer – David Briggs, Kendall Pacios, Neil Young