レゲエミュージックとドーナツ盤
猛暑を乗り切る音楽と言えばレゲエ!!そしてレゲエを語るに欠かせないのが7インチシングルと呼ばれるドーナツ盤の存在。なぜかレゲエに限ってドーナツ盤が多いのです。それは何故かに迫ってみましょう。
ジャマイカでレコードは個人が購入して聴くいうよりは、ジュークボックスやラジオで皆で聴くことが主流でした。特にラジオは人気で今でもたくさんのラジオ局が存在しています。
オールディーズが流行り、ジュークボックスが人気だった50年代から時代の変化と共にアメリカやイギリスからはドーナツ盤が消え、市場はLPやEPへと流れて行きました。日本もその例外に漏れません。
そこで変わらずに我が道を行ったのがジャマイカのミュージックシーン。レゲエミュージックが世界的に人気となるも、ジャマイカで7インチシングルで先駆けてリリースをされたものが世界でEPやLPでリリースされました。
7インチシングルは80年代以降のジャマイカのレゲエブームを支える根幹であったと言っても間違いないでしょう。マニアはレゲエも是非ともドーナツ盤で聴きたいところ。
株式会社T&Aではドーナツ盤からのデジタル変換も承っております。残り少ない夏ですが駆け込みでレゲエのサウンドに耳を傾けながら猛暑を楽しみに変えるのも素敵ですね。