隠れた名盤 Part8
The Crusaders(クルセイダーズ) – 音楽会(新編集)(Live In Japan)
1993年の作品です。
1981年、東京NHKホールでの日本ツアー最終日の演奏を収録。
01 Introduction
02 Rainbow Seeker
03 The Hustler
04 Sweet Gentle Love
05 Drum Introduction
06 Spiral
07 Melodies Of Love
08 Carmel
09 So Far Away
10 Brazos River Breakdown
11 In All My Wildest Dreams
12 Put It Where You Want It
Wilton Felder(Ts,As)
Stix Hoopr (Dr)
Joe Sample (P,Kb)
– Guest musicians –
Alphonso Johnson (B)
Barry Finnerty (G)
Roland Bautiata (G)
Rafael Cruz (Perc)
レコードは81年にリリースされ、その後、93年に完全盤としてCDで発売されましたが、その後、廃盤。
現在は、別のレーベルから発売されているようです。
アルバムの内容は、ベストアルバムのライブ、って感じです。
「本当にこれ、ってライブ?スタジオ録音ではないのかな」って思うほど、完成度が高い作品です。
特筆すべきは、ジョー・サンプルの Melodies Of Love のライブバージョンがCD化されたのはこれが初めてなんです。
聴き応え十分です。
その次の曲「Carmel 」は、ピアノとリズムパートのコンビネーションが抜群です。
特に、Stix Hooprのドラミングは、「素晴らしい!」の一言です。
クルセイダーズ、フュージョンファンの方は勿論、ロック系のファンもお勧めかと思います。
正直、どの曲がお勧めかと、迷うほどです。
何故、このアルバムのデジタル・リマスター盤が発売されないのか、不思議に思います。
「ストリートライフ」も素晴らしい作品ですが、却って、それが目立ちすぎて、このライブ盤が影を潜めてしまうのでしょうか。